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新卒でマスコミ業界を目指したら失敗した女の話

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こんにちは。新卒でマスコミ業界を目指していたアラサー女です。

私は昔からジャニーズが好きで、将来はテレビ局などのマスコミ業界に就職することを夢見て生きてきました。

ですが、新卒でマスコミを受けるも「全落ち」。

気づいた頃には大手企業の採用活動も終わっており、中小企業を選択するしかありませんでした。

私みたいな学生さんを1人でも減らすために、今回は私の体験談を綴っておこうと思います。

筆者はこんな人
  • 17卒
  • 学歴はMARCH・関関同立
  • メディア系の文系学部
  • 50社くらい受けた
  • インターン経験なし
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私のマスコミの就活が失敗するまでの軌跡

では、具体的にどういった就活をして失敗したのか、順番に解説していきます。

大学3回生:就活を完全に舐めていた

今は大学3回生の夏にインターンに参加するのが当たり前になってきていると思います。

ですが、私の頃はインターン参加率は50%くらいでした。

そこまでしなくても良いだろうと舐めていた私はインターンに一切参加しませんでした。

今思えばエントリーシートを書く練習にもなったので、参加しておけば良かったです。

大学3回生の冬:就活スタート

就活解禁日は3月1日ですが、テレビ局は少し早めの2月にエントリーシートの提出が必要でした。

そのため、12月頃から本格的に就活をスタートさせます。

私が主に受けたところ
  • テレビ各局
  • 映画の配給会社
  • レコード会社
  • 出版社
  • イベント運営会社

たくさんエントリーシートを送ったものの、倍率の高いテレビ局などは書類選考でほぼ落とされました。

5月:持ち駒が減ってきたので追加でエントリーする

5月頃になると、書類選考で落とされたことによって選考中の企業が一気に減りました。

面接に進みそうな企業もありましたが、保険として旅行会社や広告代理店、メーカーなどとにかく知っている名前の企業に追加エントリーをしまくります。(軸はブレブレ)

6月:面接ラッシュ到来

書類選考が通過した企業の面接ラッシュが6月頃に到来しました。

テレビはCS局の選考が順調に進み、追加でエントリーしていた大手企業の面接も受けたりしていました。

ただ、この時点で落ちた後のことを考えるべきだったんです。

私はどこか1社くらいは受かると過信していました。ですが、綺麗さっぱり全て落ち、7月に入って気付けば持ち駒は0になっていました。

完全にふりだしに戻ることになります。

7月:中小企業に狙いを変える

もうこの頃になると大手の企業は採用活動を終了しています。

正直もう手遅れでしたが、この時期になってようやく中小企業を受け始めました。

周りは内定をもらっているのに私だけ決まっていないのですから当然焦りしかありません。ストレスで10キロ痩せました。

そんな中、「大学に届いている求人は、その大学の学生が欲しいということだから受かりやすい」との噂を耳にします。

疲弊し切っている私は早速大学のキャリアセンターに届いている求人を見てエントリーを始めました。

そしてその噂は本当で、あっという間に内定をもらうことができました。

私はその時に内定をいただいた小さな広告代理店にそのまま就職することを決めて就活を終了しました。

悲劇の始まり

就職先が決まって喜ぶのは早かったようです。

入社してみると超絶ブラックでした。

  • 健康保険に加入させてもらえない
  • 上司からのパワハラ
  • 残業代は固定
  • 毎日4時間睡眠の激務

次第に耳鳴りが止まらなくなり、1年経たずして体調不良で退職することになりました。

後から知ったのですが、求人掲載料が高いリクナビなどに対して、大学は無料で求人を掲載することができます。

つまり、大学にしか求人を出していない会社は「人にお金をかけない会社」です。ブラック企業の確率が高いのでくれぐれもお気をつけください。

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新卒でマスコミの就活に失敗した原因4つ

この一連の大失敗の原因は何だったのか。考えられることは4つあります。

  • 落ちた後のことを考えていなかった
  • インターンやマスコミバイトをしていなかった
  • PR担当志望だった
  • 人の意見を無視した

落ちた後のことを考えていなかった

まず、落ちた後のことを考えていませんでした。

どこかは受かるだろうと、初めに予防線を張らずにマスコミしかエントリーしなかったことが問題でしょう。

中途半端に面接まで進んでしまった企業があったのも過信に繋がってしまったように思います。

インターンやマスコミバイトをしていなかった

マスコミの中でもテレビ局に入社したければインターンやバイトは必須だと思っておきましょう。

今だから分かっていることですが、私の知り合いでテレビ局に入社できた人は「学生時代にテレビ局のバイトをしていた」か「親戚のコネ」です。

バイトで気に入られてそのまま就職するパターンは多いそうです。バイトは紹介制の場合が多いため、大学の先輩などに聞いて回るのが良いですよ。

PR担当志望だった

私はPRに興味があったため、宣伝・広報担当を志望していました。

これもまた落ちた原因の一つでしょう。

マスコミは「入りやすい部署」と「入りにくい部署」があります。テレビ局だと営業が入りやすく、そこから部署異動していくのが賢いとの話を聞いたことがあります。

宣伝・広報は会社や業界を熟知した人が異動してなることが多く、新卒で希望するべきではなかったとかなり後悔しました。

人の意見を無視した

実は大学の教授や就職支援センターからはマスコミは受けない方が良いとアドバイスと受けていました。

止められた理由
  • 倍率が高すぎて受からない
  • 中途半端に選考が進んで時間の無駄
  • 一般企業なら良い会社に入れる

特にゼミの教授のアドバイスは当たっていました。

「学歴のレベル的に、テレビ局でも恐らく面接はある程度通る。でも最後の最後で落とされると、その頃には企業の採用活動は終わっていて、余っている中小企業に行くしかなくなる。後悔している学生をたくさん見てきた」

初めから中堅どころを狙った方が良い、無難に銀行にしておけ、全てのアドバイスを私は聞き流してしまいました。当時は「諦めるようなことを言うなんてひどい」なんて思っていましたが、本当に後悔しています。

就活が初めての自分を信じるより、多くの学生を見てきた人の話を信じるべきです。

友達の話も一緒です。同じく初めての就活なのですから、そこでアドバイスもらったところであまり参考にはなりません。

相談する人はよく選ぶようにしましょう。

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新卒でマスコミ業界に就職するには

では、どうしたら新卒でマスコミ業界に就職できるのか。もう一度就活ができるのであれば、私がしていることは3つ。

  • テレビ局など志望業界でバイトする
  • 初めから落ちる前提で行動する
  • 業界に詳しい人に相談する

テレビ局など志望業界でバイトする

一つ目はテレビ局など志望業界でアルバイトをすることです。

マスコミは多くの学生がエントリーしてくるため、採用する側も迷うのが当たり前です。企業も学生選びに失敗したくないため、バイトでよく知る学生を採用しがちになります。

映画の配給会社なども舞台挨拶の手伝いをするバイトなどがあるので、自分が一番就職したい会社のバイトを選ぶのが良いでしょう。

初めから落ちる前提で行動する

次に、初めから落ちる前提で行動するべきです。

「落ちたら考える」では手遅れになります。きちんと保険として受ける企業をリストアップしておきましょう。

保険に選ぶ企業は中堅どころがおすすめです。大手ばかり受けても落ちるだけです。かといって初めから小さい会社を狙うのももったいないからです。

業界に詳しい人に相談する

最後に、業界に詳しい人に必ず相談しましょう。

どの部署が穴場なのか、採用される学生の傾向など、実際に詳しい人に聞いてみるとかなり参考になります。

私は詳しいプロの人に頼らなかったせいで「諦めた方が良い」とのアドバイスばかり受けました。おかげで自分1人で就活をしてしまい、大失敗です。

今は無料でプロに相談できるサービスもたくさんあるので、活用した者勝ちですよ。

エントリーシートの添削や面接対策をしてくれるところもあります。よければサービスをまとめた記事も参考にしてみてください↓

まとめ:新卒でマスコミ業界を目指したら失敗した女の話

それではまとめです。

私が就活に失敗した原因はこの4つです。

  • 落ちた後のことを考えていなかった
  • インターンやマスコミバイトをしていなかった
  • PR担当志望だった
  • 人の意見を無視した

就活はその後の人生に大きく影響を与えます。

1人で過信して就活をすると、私みたいに痛い目にあってしまいます。

どんな手を使ってでも内定がもらえればそれで良いのですから、利用できそうなサービスは積極的に活用した方が得ですよ。

幸運を祈っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

こちらの記事も参考になるはずなので読んでみてください↓

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